【地下文書】麻原彰晃「日出づる国、災い近し」05「英国を中心としたフリーメーソンの陰謀」

英国を中心としたフリーメーソンの陰謀


イギリスに富が集中する


日本の経済力の衰退は、アメリカの経済破綻から一年以内に起きるはずである。そして、すべての権力、すべての富はヨーロッパに集中する。特にイギリスに集中するはずである。これはもともと予定されていたことなのである。

 

ではなぜ、これらの現象が起きるのか、これはまさにアポカリプス、つまり『ヨハネの黙示録』に説かれている内容そのものではないかと考える人も多いだろう。確かにそのとおりである。しかし彼らの考えていることはそうではない。

 

早く予言を成就させ、そしてキリストを引っ張り出し、そのキリストと対決し、勝利するということによって完全なる安泰を考えているのである。

 

そして欲望のよりいっそうの増大というものを図るということが、イギリスを中心としたフリーメーソンの考え方なのである。

未来に備え籠もり、物質を備蓄せよ!


冒頭にも話したとおり、わたしたちはボーディサットヴァの修行をしている。したがって、いかなる現象に対しても淡々と無頓着で対処しなければならない。

 

ではこの「無頓着」という意味は、何もなさなくて放っておけばいいということなのだろうか。そうではない。それはすべて、現象をまずしっかりと分析し、その原因・条件・結果をしっかりと割り出し、そして未来に対して備え続けることと言う方が正しい。

 

例えば、今オウム真理教の出家修行者は、缶詰のラインを手に入れた。これは何を意味しているのかというと、もし食糧危機が襲ったとしても、一万人のサマナが約二ヶ月間くらい食べられるだけの食品の貯蔵を行うためである。このような考え方は杞憂に終わるかもしれない。

 

というのは、予言が外されるかもしれないからである。しかし、杞憂に終わったとしてもそれはそれでよろしい。これはノアの方舟のときの予言を考えるならばよく理解できるはずである。

 

つまり、未来に対して信仰を持っていたノアの一家のみが救済されたという事実を考えるならば、未来において必ず第三次世界大戦は起きる。そしてそれは、破局を迎えるんだ。

 

そのためには、ノアの方舟ならぬ、籠もり、および、そういう物質的な蓄積をしない限り、生き残ることはできないと考え、それに対して準備することは、果たして愚鈍な思考だろうかということである。



■出典

・麻原彰晃「日出る国、災い近し」