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【見世物】エリザベス・グリーン「元祖鳥女」

エリザベス・グリーン/ Elizabeth Green

元祖鳥女


概要


生年月日 不明
国籍 アメリカ
職業 見世物芸人、映画女優
活動期間 1900年頃

エリザベス・グリーンはアメリカの見世物芸人。"コウノトリ女・エリザベス・グリーン"の売り文句で、1900年初頭に鳥人間として観客の前でパフォーマンスを行っていた。彼女の大きく長い鼻や顎から「コウノトリ女」というあだ名が付いたという。

 

彼女の大きく長い鼻と細い異様な骨格は遺伝性の症状によるものだが、それ以外に医学的な問題は確認されていない。彼女には障害はなく、実際、珍しい顔立ちをした身体的に正常な女性であったが、バーナムとベイリーのツアーでは「変人」として扱われた。

 

グリーンは実際には最初の"鳥女クークー"である。彼女はリングリング・ブラザーズ・サーカスの巡業に参加していた。彼女のパフォーマンスはおもにコメディ・アクションで、羽毛の付いた服を着て、額に大きな長い鳥の羽根を付けて踊っていた。

 

さほど、フリーク要素がなかったためサーカスの入り口で呼び込みを客の呼び込みをしていたこともあるという。

 

また、彼女は「モリーナ・ザ・ピンヘッド」と呼ばれることもあったが、これは同じく「クークー・ザ・バードガール」として知られていたミニー・ウルジーと区別するためであった可能性が高い。

 

さらに、彼女が映画『フリークス』に出演したのは、単に映画好きで、俳優ロナルド・コールマンのサインをもらいたかったからだという説もある。

 

1943年頃の新聞報道によると、彼女は引退してマサチューセッツ州スプリングフィールドに住んでいた。


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