【地下文書】麻原彰晃「日出づる国、災い近し」07「対処法は「東洋の叡智を集め戦いに生き残れ!」

ハルマゲドン、第三次世界大戦に備えよ


東洋の叡智を集積させる


今わたしが考えていることは、その他に漢方医学と、それからインド医学のアーユルヴェーダこれを完全にデータベース化し、そして東洋の治療法の見直しというものをもっと進めなければいけないと考えている。これらのことはすべて未来の悪い現象を救う上で、必要不可欠なことなのである。それはなぜか。

 

もともと歴史の蓄積というものは、わたしたちに大きな叡智を与えてくれる。しかし、現代の科学というものは、まだ、実際問題として数百年の蓄積しかない。この数百年の蓄積がなぜ東洋の叡智に打ち勝つことができたのかというと、それはすべて力に還元されたからである。

 

力に還元されるとはどういうことかというと、例えばアーユルヴェーダの医学や漢方医学が軍事に向けられたとしても、大した力を発揮することはできない。しかし、西洋文明、例えば、例を一つ挙げるならば、化学あるわけだが、この化学の研究はまさに大量殺人のために使われる。つまり、彼らの力として変化するわけである。

 

しかし東洋の叡智というものは、相手を大量に殺戮するような方向へと向かわない。したがって、力関係において、完全に西洋文明が優位に立ち、そして東洋の叡智が滅ぶ。

 

しかしこれからの現象は、長い時の流れから見ると非常に理不尽、つまり法則に反する流れであり、長く続くはずがないのである。

 

したがって、オウム真理教の立場としては、まず東洋の叡智を温存する。もちろんまやかしは削除する。次に、西洋の叡智についても同じように温存する。

 

大規模な破壊が起きても私達に人類の叡智を受け継いでいく


そして、地球の大規模な破壊が起きたとしても、少なくともオウム真理教にはすべての叡智が温存されるという状態を考えているのである。これは地球が再生期に向かうとき、つまり破壊された後、戦闘に飽き、そしていくらかの人類が残るだろう。

 

その残った後に、この地球をもとのように豊かな文明社会を形成する上においては、必要不可欠なことなのである。わたしはそれを1980年代の終わりからずっと続けている。

 

必ず戦いが起きる。そして必ず大量の殺戮が起きる。それに対しては、わたしたちは対処しなければならない。

 

個人的にそれを怖いと考えるのではなく、どうしたらこの地球に法則を残すことができるのか、どうしたら生き残る多くの魂に対して恩恵を与え、そしてそこから真理の世界を広げることができるのか、これを熟考し、そして現象化することが、まさにわたしたちの生きる意味合いということができるのである。

 

経済、あるいは軍事、この他に問題になってくるのが外交だと思われる。日本の外交は95年を通して、今までと同じようにアメリカ依存型から変化することはないであろう。なぜならば、完全に軍事的に日本は支配されているからである。

 

そしてこの95年の傾向そのものが完全に変わり得るのが、95年の終わりからということになる。この95年の終わりから一気に日本は大きな変化へといざなわれるのである。この大きな変化はまさにハルマゲドン、そして第三次世界大戦へと動いていくわけだが、その動きのきっかけの一つになることは間違いないだろう。

 

わたしたちはいかなる時代、いかなる条件であっても、すべての魂の真の幸福を願う必要がある。「戦え」と言うと、皆さんは阿修羅だと考えるかもしれないが、実際はそうではない。法則を守護する者は絶えず戦わなければいけないのである。「戦え!真理の戦士たち2」

 



■出典

・麻原彰晃「日出る国、災い近し」