【バチカン・ニュース】ローマ法王フランシスがセクシーな写真に対して「いいね!」


ローマ法王フランシスコが、インスタグラムのセクシーな写真に「いいね」を押した事件が発生した。

 

モデルでありインフルエンサーでもあるブラジル人のナタリア・ガリボットが10月初旬にインスタグラム投稿した写真は、露出度の高い女子学生風のランジェリーを着たモデルをフィーチャーしたものだった。この投稿に対してローマ法王の公式アカウント@franciscusから「いいね!」される事件が発生した。

 

この写真には悪魔の角の絵文字が添えられており、「私はあなたに一つか二つのことを教えることができます」という示唆的なセリフが添えられていた。

 

11月13日カトリック通信社がこのスキャンダルを報じてヴァチカンにコメントを求め、翌日の11月14日、この「いいね!」は削除された。教皇のアカウントがいつプラットフォーム上で写真に「いいね!」をしたのかは不明。

 

バチカンは、法王の公式インスタグラムアカウントが、スキニー姿のブラジル人モデルの写真がなぜ「いいね!」をしたか、親会社のFacebookに問い合わせて調査しているという。

 

なお、普段スタッフが法王のソーシャルメディアのアカウントを管理しているが、ヴァチカンはガーディアン紙対して、ほかのスタッフは誰も彼女の写真に「いいね!」していないことを確認したと語った。

 

カトリックの日刊紙LaCroixの英語編集者のロベル-ミケンズは、教皇フランシスコを弁護した。

 

法王はドナルド・トランプのようではありません。彼は一日中携帯電話やコンピューターを使ってツイートしているわけではありません。たとえば、彼はツイートはしますが、いいねはしません。ごくまれに、状況の進展や緊急事態のために何かをツイートすることはあります。だから、法王とこの「いいね」は何の関係もありません。それはコミュニケーション部門の問題であり、これがどのように起こるのか......誰かが知っている」と彼は主張した。

 

11月13日、このことについてTwitterでナタリア・ガリボットは「少なくとも私は天国に行ける」とツイートした。