プリカソ

プリカソ / Pricasso

ペニスや金玉を筆代わりにして描く芸術家


概要


プリカソ(1949年生まれ)はオーストラリアの画家。ペニス、金玉、尻をブラシ代わりにしてポートレイト、風景画、女性ヌードを描くことで知られる。本名はティム・パッチ。

 

プリカソのポートレイト作品はアート・ワールドにおいて最も挑戦的で、20分以内にペニス、金玉、尻を使って似顔絵を描くことを目標としているという。プリカソ(Pricasso)という名前は「Picasso(ピカソ)」と「prick(ペニスの俗語)」から由来している。

 

ほとんどのギャラリーは彼の作品に興味を示さない一方で、オーストラリアやロンドンなどで開催されているアダルトエンタテイメント産業が集まる『SEXPO』では、常に世界中から注目を集めており、会場では参加者の似顔絵をペニスを使って描いている。

 

風刺的な政治家ポートレイト作品も人気が高い。これまでバラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、エリザベス2世、最近ではドナルド・トランプのポートレイトを制作して話題を呼んだ。

 

プリカソはロンドンで生まれ、チチェスター地区のオークウッド準学校、ワイト島のベンブリッジ学校を卒業。その後、プリカソはポーツマス大学とウエスト・オブ・イングランド王立芸術院に入学するも美術学士を取得できず、家具デザイン学部へ進み、その後、ボディ・ビルダーになった。

 

1977年にイギリスからオーストラリアに移動。1978年から1982年までさまざまなギャラリーで気彫りを中心とした展示を行う。1984年に姉と「ヘルフィア陶器」という会社を設立して、さまざまな陶芸作品を販売。ペニスを使って絵を描き始めのは2005年から。陰茎人形劇を見て影響を受けたのがきっかけだという。