【台湾地下芸術】靈子同學「コラージュ形式で少女の妄想的な世界を表現する」

靈子同學 / shebao

コラージュ形式で少女の妄想的な世界を表現する


概要


国籍 台湾
活動場所 台北
職業 イラストレーター、タトゥーアーティスト
公式サイト Instagram
最近の 靈子同學個展「口腔不耐症」2019/12/27 - 1/19

靈子同學は台湾のイラストレーター、タトゥーアーティスト。手描きのドローイングにシールや新聞、雑誌などの断片を装飾的に貼り付けて制作している。ポートレイト画が多いイラストレーターの中でも、彼女は少女の妄想部屋のようなシュルレありスティックな空間表現が特徴。

 

最近は切り絵形式で創作することが多い。もともとレトロゲーム機のビット絵やアニメのセル画のようなフラットな質感が好きだったが、実際にコンピュータで絵を描くと、非常に退屈な作業になるため、切り絵を使うようになる。好きな女の子やオブジェを色紙に描いてから、あとでそれらを切り抜き、どう合成していくか決めている。そのため、彼女は絵は近くでよく見て切り絵形式であることがわかる。

 

また、切り絵はコラージュと同じように、当初想定している図案通りに進まない「偶然性」が生まれること好きだと話す。作品の方向性はあるが、下書きを作る習慣はなく、コラージュの偶然性を求めながらその都度考えて作るほうが楽しいという。

 

彼女はタトゥー・アーティストでもあり、普段は台北の「福星紋身 Lucky Star Tattoo」というタトゥー・ピアスなどのタトゥースタジオを運営している。


■参考文献

http://mangasick.blogspot.com/2020/01/blog-post_16.html、2020年12月12日アクセス