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【社会運動解説】プラウド・ボーイズ「白人大量虐殺の陰謀論を唱える極右グループ

プラウド・ボーイズ / Proud Boys

白人男性大量虐殺の陰謀論を唱える極右グループ


概要


プラウド・ボーイズは、アメリカとカナダで積極的に政治的暴力を推進、関与しようとする極右勢力。ネオファシスト、男性のみで構成される政治団体。

 

2016年、『Vice』メディアの共同創設者の元コメンテーターのギャビン・マクインズの指導のもと、極右雑誌『Taki's Magazine』で結成された。その名称は、2011年のディズニーミュージカル「アラジン」の「プラウド・オブ・ユア・ボーイ」を由来としている。

 

プラウド・ボーイズはオルタナ右翼の一部として現れたが、マクインズは2017年初頭、オルタナ右翼が白人至上主義に焦点を当てているのに対し、プラウド・ボーイズは「オルト・ライト」であると主張し、オルタナ右翼から距離を置いていた。

 

オルト・ライトはオルタナ右翼の人種・民族的ナショナリズムに対して、国民によるナショナリズムを掲揚し、グローバリズムを否定することに焦点を当てている。極右集会「ユナイト・ザ・ライト・ラリー」のあと、再構築の取り組みが活発化した。

 

2019年初頭から、アフロ・キューバンをアイデンティティとするエンリケ・タリオがプラウド・ボーイズの会長を務めている。

 

プラウド・ボーイズは、男性と西洋文化が四面楚歌状態であり「白人大量虐殺が起こる」という陰謀論を唱えている。

 

メンバーは複数の人種差別的なイベントに参加しており、おもに反抗的、反左翼的、反社会主義的な暴力を中心としたイベントに参加している。

 

2018年11月下旬、クラーク郡保安官事務所の内部メモによれば、FBIはプラウド・ボーイズを過激派グループに指定していたが、後に特定のメンバーのみが白人至上主義と結びついた過激派の脅威であると明らかにした。

 

2019年、2人のプラウド・ボーイズが、2018年にニューヨークでアンティファのメンバーに対する暴行、暴行未遂などの事件の罪で懲役4年の判決を受けた。

 

プラウド・ボーイズは、FacebookInstagram、Twitter、YouTubeなどで凍結されている。


■参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/Proud_Boys、2020年12月13日アクセス