【オルタナ・テック】コンサーヴァペディア「アメリカ保守とキリスト教原理主義の視点で編集された百科事典サイト」

コンサーヴァペディア / Conservapedia

アメリカ保守とキリスト教原理主義の視点で編集された百科事典サイト


概要


コンサーヴァペディア(保守ペディア)は、アメリカの保守勢力とキリスト教原理主義の視点から編集された百科事典サイトである。2006年開設。

 

ウィキペディアはリベラルの視点で編集、検閲されているとみなし、それに対抗するために作られた。非常にカウンター・カルチャーの強い百科事典サイト。

 

創設者は保守派の活動家フェリス・シュラフリーの息子アンドリュー・シュラフリー。

 

コンサーヴァペディアのイデオロギーの例としては、バラク・オバマ前アメリカ大統領に対する非難や強い批判(バラク・オバマ市民の陰謀論の信奉など)、無神論、同性愛、民主党、進化論に対する公然とした批判などが挙げられる。

 

ウィキペディアで「陰謀論」と形容される記事の多くは、コンサーヴァペディアでは淡々と記述される。

 

さらに、相対性理論を道徳的相対主義を促進するものとみなし、人工妊娠中絶が乳がんのリスクを高めると主張し、多くの共和党の政治家を賞賛し、キリスト教の家族的価値観に沿った道徳的基準を示すと思われる有名人や芸術作品を支持し、若い地球の創造論などのキリスト教原理主義的な教義を受け入ている。

 

コンサーヴァペディアは、主要メディアや著名な政治家から否定的な反応を受けており、リベラルな評論家と保守的な評論家の両方から、偏りや不正確さについて批判されている。

 

2021年8月21日現在、コンサーヴァペディアには約51,790件の記事が掲載されている。