【解説】あいりん地区「日本最大の日雇労働者の町」

あいりん地区/ Airin-chiku

日本最大の日雇労働者の町


※1:越冬祭り
※1:越冬祭り

概要


「あいりん地区」は大阪市西成区の北東部に位置する人口密集地域。以前は「釜ヶ崎」と呼ばれ、一般的には東京の山谷、横浜の寿町とならぶ「日雇労働者の町」として知られている。住民の大半は中高年の単身男性で、地縁・血縁と切れているものが多い。

 

あいりん地区は1960年年代に繰り返し生じた暴動をきっかけに生まれた地名である。1966年に大阪市・大阪府・大阪府警本部から成る「愛隣対策三者連絡協議会」によって地区指定された。

 

近年のあいりん地区は長期不況や高齢化が背景となって失業および生活保護受給が進み、「日雇労働者の町」から「福祉の町」と形容されることが増えている。

■参考文献

・貧困と地域 あいりん地区から見る高齢化と孤立死

 

■画像引用

※1:https://ja.wikipedia.org/wiki/あいりん地区