台湾アンダーグラウンド

台湾アンダーグラウンド / Taiwan Underground

台湾のロウブロウアート


Zihling
Zihling

概要


「台湾アンダーグラウンド」は、台湾のアンダーグラウンド・シーンで活躍する台湾在住のアーティスト、および海外のアーティストたちで構成される文化圏。画家、イラストレーター、マンガ家、現代美術家、写真家、人形作家、モデル、ミュージシャンなどジャンルは多様。

 

ファインアートとサブカルチャーの境界線が曖昧、かつ両方のジャンルで活動する作家が多い日本に比べて、台湾アンダーグラウンドはロサンゼルスのロウブロウアートと同じく、ファインアートとは距離が置かれているような雰囲気はある。”台湾のロウブロウ”といってもよく、日本よりも過激な要素がある。

 

台湾アンダーグラウンドの代表的な作家として、人形作家でイラストレーターのZihling。台中で実験的なギャラリー「蛆;菌 chu;jun」を運営し、かつ自身もアーティストである料燕尾。政治的にも文化的にもアンダーグラウンドな人々が集まる半路咖啡で給仕をしつつ、画家、パフォーマーなど多方面で活躍する靈子同學などが挙げられる。

 

また、台湾アンダーグラウンドは台湾在住のアーティストのみならず、日本在住で日本のアンダーグラウンド・シーンで活躍するアーティストや、海外在住のアーティストも一緒になってリアルタイムで活動するケースが見られる。

 

たとえば「臍の緒街道」以来7年ぶりとなる逆柱いみりの画集「蜃樓紀」が台北の喫茶・ギャラリー・Mangasickから出版された。ほかに、マンガ家の原田ちあき、美術家の真珠子が2016年に同店で個展を開催している。

台湾アンダーグラウンシーンをつげ義春風に描いた靈子同學の作品。
台湾アンダーグラウンシーンをつげ義春風に描いた靈子同學の作品。
料燕尾(Liao Yen-Wei)インスタレーション作品(台北・マンガシック)
料燕尾(Liao Yen-Wei)インスタレーション作品(台北・マンガシック)
Zihlingは2016年の秋のデザインフェスタでインスタレーション作品を展示。
Zihlingは2016年の秋のデザインフェスタでインスタレーション作品を展示。

スポット


マンガシック

台湾の台北にある漫画喫茶、書店、オルタナティブスペース。台北アンダーグラウンドの中心地。台湾大学の学生街に立地していることもあって、周囲の雰囲気とあいまっている。日本語が話せるスタッフあり。


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