社会/文化

社会/文化 · 23日 3月 2019
「モダン・ガール」は、1920年代のヨーロッパのライフスタイルを模倣していた日本の女性たち。“モガ”とも呼ばれる。 日本だけでなく、世界中で流行したライフスタイルであり、アメリカでは「フラッパー」、ドイツでは「ノイエ・フラウエン」、フランスでは「ギャルソン」、中国では「モダン・クーシーアージー」と呼ばれた。 1920年代、日本と欧米の対立構造を通じて右翼系マスコミ関係者は、よくモダン・ガールを「外国の影響を受けた軽薄で利己的で貞操観念のない女性の典型的なタイプ」として揶揄していた。この時代は日本で近代化が進み、お金と消費力を手にした若いレディ・ワーカーが出現し始めた頃だった。 モダン・ガールは都市で生活し、金銭的にも精神的にも独立し、自由恋愛を謳歌し、政治には無関心のように描かれていた。女性誌がまだ目新しい時代で、モダン・ガールは女性誌を彩る典型的な消費者モデルとして、コスメ、ファッションなどの広告でよく使われた。
社会/文化 · 14日 3月 2019
ネットカフェ難民とは、借家や持ち家に定住することなく、おもに都会のインターネットカフェを寝泊まりの場として生活する人々。ホームレスの一種。 ネットカフェ難民の多くは、おもに日雇い労働や短期の派遣労働で日々の生計を立てている。かつてのドヤと異なりインターネット登録でないと仕事に就けないため、ネットカフェを住処とするホームレスが増えはじめた。 2018年の調査では東京都内で1日5,000人存在(週に5日以上利用する常用者)し、5割近く(46.8%)が月11~15万円の収入があると答えている。30代が約30%と一番多いが、20歳代~50歳まで幅広い年齢層にわたっており、性別は男性85%に対し女性が15%。

社会/文化 · 12日 3月 2019
アンダークラスは、2000年以降に現れ始めた日本の新しい階級。その数は約900万人。所得水準、生活水準が極端に低く、一般的な意味での家族を形成・維持することからも排除され、多くの不満を持つ、現代日本社会の最下層階級。 平均個人年収は186万。資産がまったくない比率が30%以上とほかの階級に比べて極めて高く、また、アンダークラスの60%以上は親と同居している。 アンダークラスは、ほかの階級(資本家、正規労働者など)と比較して、異質性が際だった特徴を有しており、ほかの階級が一体となってアンダークラスの上にたち、アンダークラスを抑圧・支配しているように見える。
社会/文化 · 27日 2月 2019
LGBTカルチャー、またはLGBTQIカルチャーは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)、クエスチョニング(Q)、インターセックス(I)の人たちが共有している文化である。クィア文化と呼ばれることもある。 海外において「ゲイ文化(gay culture)」という言葉は、一般的に男性同性愛者に限定された文化を指す言葉で、LGBTカルチャーと区別されていることに注意したい。 LGBTカルチャーは、地理や参加者のアイデンティティによって大きく異なるが、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックスの人たちの文化で共通する点は以下のものである。

社会/文化 · 22日 2月 2019
「あいりん地区」は大阪市西成区の北東部に位置する人口密集地域。以前は「釜ヶ崎」と呼ばれ、一般的には東京の山谷、横浜の寿町とならぶ「日雇労働者の町」として知られている。住民の大半は中高年の単身男性で、地縁・血縁と切れているものが多い。 あいりん地区は1960年年代に繰り返し生じた暴動をきっかけに生まれた地名である。1966年に大阪市・大阪府・大阪府警本部から成る「愛隣対策三者連絡協議会」によって地区指定された。 近年のあいりん地区は長期不況や高齢化が背景となって失業および生活保護受給が進み、「日雇労働者の町」から「福祉の町」と形容されることが増えている。
社会/文化 · 04日 2月 2019
ブリストル・アンダーグラウンド・シーンは、1990年初頭から現在までブリストルで進行しているグラフィティ・アートとドラムンベースが連結したアンダーグラウンド・カルチャーのことである。 マッシブ・アタックが中心的になって文化を盛り上げたため「ブリストル・マッシブ」とも呼ばれる。ブリストルはさまざまなミュージシャンやアーティストを生み出し、また彼らはその都市文化の象徴ともいえる。 1990年代に流行したブリストルから生まれたバンドやプロダクトの総称「ブリストル・サウンド」と最も関連が高く、現在も街の活発で多様なアンダーグラウンド・アーバン・シーンを維持する源泉となっている。

社会/文化 · 29日 1月 2019
メルボルン・アンダーグラウンドは、オーストラリアで2番目に大きな都市でビクトリア州の州都を中心にしたアンダーグラウンドシーン。特にストリート・アートと連結したサブカルチャーにおいて、国際的に最も盛んな地域として知られている。 1970年代から1980年代にかけてメルボルンの若者たちの多くが、ニューヨークのグラフィティにを受け、その後、メルボルンの郊外の鉄道や路面電車に沿ってストリート・アートが増えはじめた。 メルボルンはグラフィティの歴史においてステンシル・アートが早くから受け入れられた都市として重要であり、「世界のステンシル都市」と呼ばれている。ステンシル・アートの導入はまた、一般庶民へのストリート・アートの概念の認識を高めた。
社会/文化 · 27日 1月 2019
都市部族(urban tribe)は都市部で共通の関心事を共有する小集団。典型的な都市部族はゴス、パンクなどである。これらの比較的小さな集団は、皆、似たようなファッション、業界用語、行動パターンを持つ傾向がある。 都市部族の社会関係の大半は堅苦しくなく、感情的であり、感情に左右されない論理性を基盤として後期資本主義にブルジョア文化と大きく異なる。

社会/文化 · 13日 11月 2018
社会学やカルチャル・スタディーズにおける「サブカルチャー」とは、自分が所属している母集団と価値観が異なる少数の文化集団のこと。 正確な定義はないが、オックスフォード英語辞典では、「マジョリティ文化の信念や価値観と相違のあるマジョリティ文化内にいる文化集団」と定義されている。具体的には世界普遍的にはゲイ・カルチャーやヒッピー・カルチャー、アメリカにおいては黒人文化やヒスパニック文化などが挙げられる。 1950年に社会学者のデビッド・リースマンは、サブカルチャーとマジョリティとを区別し、「無抵抗に商業的なものを受け入れていく大多数の人に対し、積極的に少数派のスタイルを追い求めて、転覆的な価値観を提示する人たち」を“サブカルチャー”と定義した。 イギリスの社会学者のディック・ヘブディジは、1979年に出版したイギリス戦後若者文化に焦点を当てた研究本『サブカルチャー:スタイルの意味』で、サブカルチャーの意義とは「正常をひっくり返すこと」と主張。ほぼカウンターカルチャーと同じ意味と考えている。
社会/文化 · 09日 11月 2018
アンダーグラウンド(アンダーグラウンド・カルチャー)とは、自分たちの文化が、社会や文化における主流とは異なると自認しているオルタナティブ文化のこと。また、主流側から異なる文化と認知される場合もアンダーグラウンドという。 もともと「アンダーグラウンド」という言葉は、「地下(アンダーグラウンド)」という言葉は抵抗者たちの秘密活動を言及する際に使われており、特に抑圧的な体制下における抵抗者たちの水面下に密かに行われていた秘密活動を指す言葉として、レジスタンス運動の歴史の文脈を起源としている。

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