カテゴリ:死体



フレデリック・ルイシュ「人間盆栽」
芸術 · 04日 4月 2021
「人間盆栽」はオランダ人の解剖学者フレデリック・ルイシュが制作した悪趣味なオブジェ。木製の台の上に胆嚢と尿管から摘出した結石、および臓器を丘のように据え、そこに導管や血管が樹木のように生けられている。 丘の頂と左右に合計3体の胎児の骨格がある。一体は天を仰ぎ、一体は死神の持ち物である鎌を持ち、もう一体が腹膜のハンカチを手に涙している。 薬剤師として出発し、ライデン大学で解剖学の学位を取得したルイシュは、人体標本というよりは死体を素材にした芸術作品を作製していた。 現在盆栽の実物は現存していないが、その一部は同時代の銅版画家によって今日まで伝えられている。
【見世物】「人体の不思議展」本物の死体を展示して物議をかもした展示会
見世物 · 31日 3月 2021
「人体の不思議展」はプラスティネーション(プラストミック)という製法で作られた人体標本の展示。日本では1996年から2012年にかけて36の都市を巡回して開催され、650万人以上を動員したとされている。 会場に展示された標本は模型ではなく、すべて人の死体を使用していた。全身標本は、皮膚を剥ぎ取られ、筋肉をむき出しにした状態で弓やアーチェリーを引かせられたり、前方の標本の肩に手を置いて列を組んで並ばされたり、さまざまなポーズをとらされ、死者であるにもかかわらず生きているかのような姿勢を演出されていた。