科学

科学 · 18日 9月 2018
抗不安薬とは、不安およびそれに関連する心理的・身体的症状の治療に用いられる薬剤である。おもに不安障害の治療にもちいられるため、精神安定剤とよばれることもある。 脳内には日中に身体を活発化させる興奮系神経(交感神経)と、夜に身体をリラックスさせる抑制系神経(副交感神経)がある。この2つの神経は本来、シーソーのようにバランスを維持させている。仕事をしたり緊張したりするときは興奮系神経が活発になり、休んだりリラックスしたりするときは抑制系神経が活発になっている。 しかし、日常的に緊張、興奮、不安が持続し続けると、2つのバランスが崩れ「興奮系神経が優っている状態に」となる。これが不眠や焦燥感の原因となる。この状態を是正するために抑制系神経の力を上げるのが抗不安薬の役割である。
科学 · 13日 9月 2018
シャム双生児とは身体が結合した状態にある双子のこと。医学名では結合双生児という。出生確率は極めて低く、4万9000から18万9000の出生あたりに1組程度の割合で、東南アジアとアフリカで発生率はやや高くなるという。出生した双生児の半分は死産であり、さらに3分の1が出生後24時間以内に死亡する。生き残りやすいのは女性の双生児で、死産しやすいのは男性の双生児である。

科学 · 25日 8月 2018
アビゲイル&ブリタニー・ヘンゼル姉妹(1990年3月7日生まれ)はアメリカの結合双生児。双頭側部結合型で頭は2つだが胴体は1つである。 彼女たちは結合双生児のなかでも左右対称性が非常に高く、普通のプロポーションとさほど変わらない単一身体の外観が特徴である。しかし実際には、いくつかの器官は二人分ある。たとえば、心臓、胃、脊椎、肺、脊髄などは各双子は別々に有している。 誕生時、双子の両親は手術後に生き残る可能性はきわめて低いと医者から聞かされ、分離手術はしないことにしたという。 各双子は、身体の半分側だけを自主的に動かすことができ、片方の腕と片方の足を動かすことができるという。乳幼児期に、拍手、這い這い、歩行など初期の全身運動学習では、双子の自主的な協力が必要だったという。