唐鳳(オードリー・タン:1981年4月18日生まれ)は台湾のプログラマー、政治家。旧名は唐宗漢。タンは「台湾のコンピューティング・パーソナリティ10大偉人」の一人と評価されている。
2016年8月に台湾の行政院(日本でいえば内閣)にポートフォリオなしで大臣として招待され、トランスジェンダーとしては初の、また執行部内閣のトップでは初のXジェンダーの公務員となった。
タンは「ポスト・ジェンダー」や「Xジェンダー」というアイデンティティを主張しており、「ネット上で人々が自分自身を説明するのに適した代名詞は何でも受け入れる」と話している。
2020年、唐は台湾における新型コロナの感染拡大防止対策の一端を担い、台湾はパンデミックの封じ込めに成功し、その取り組みが世界から注目を集めることになるが、唐マスク供給対策で活躍する。どこのコンビニでだれだけの在庫があるが一目でわかる「マスクマップ」の作成を提案し、アプリ開発に携わった。